会長メッセージ

全国環整連第42回全国大会 式辞

「新たな信頼」


全国環境整備事業協同組合連合会 
会長 玉川福和


岐阜県知事をはじめ多くのご来賓の出席を得て「清流の国ぎふ」の地で全国環境整備事業協同組合連合会第42回全国大会を開催するにあたり式辞を述べます。

2001年9月11日 アメリカ同時多発テロから15年、イラク戦争、アフガニスタン戦争、シリアに対しては連日無人機による空爆は罪無き人たちの家族を殺害し、家を奪い、難民は1,100万人を越え、犠牲者は今後も増え続ける。

テロとの戦いは誰と戦っているのか。

誰もが疑問を持ちながら 声を出さない 現実社会がある。

「人類の能力の未熟さを感じる。」

国内においては、政治家の政務活動費不正受給、業界では三菱自動車の不正燃費偽装、次は何かを考えると医療関係かと答える。

本日の分科会で合特法・ごみ・浄化槽の関係を3つの会場で議論をします。

合特法については、

平成23年1月佐賀地裁にて原告が勝訴。

平成24年4月には福岡高裁で被告であった行政が勝訴。

平成26年4月最高裁にて上告棄却で行政の主張が是認された結果を検証します。

ごみの分科会で、新しい事件であるココ壱番屋のカツ横流しをテーマにします。 上辺の薄い部分を見ると、産廃業者の単純な事件のように思うが、少し考えると料金問題であることが解る。

廃棄物を処理するにはリサイクル費・処分費・運搬費・最近は中間業者による経費が必要になる。「赤字になれば不正事件に発展する。」

どこに問題があったかは、本日の分科会 循環資源部会で取り上げ答えを出します。

浄化槽の分科会では、岐阜県内の浄化槽に関係する保守点検・清掃・法定検査の3つの業種の業者が統一ソフトによるタブレットを利用して3業種がどの様に連携して良好な処理水質を得ようとしているか、「清流の国ぎふ」作りにどの様に関わっているのかを検証します。

やがて消滅するとされている業種であっても、火が消える直前まで「新たな信頼」が得られるよう「人として全力で与えられた仕事に取り組む必要が有る。」 以上


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