理事会・大会・総会

総会

平成18年度 第34回通常総会

とき:平成18年5月15日(月)午後3時30分~
ところ:岐阜グランドホテル 花の間

総会では、平成17年度事業・決算報告承認に続いて、平成18年度活動方針、活動計画案を満場一致で承認。続いて、任期満了に伴う新役員(玉川福和理事長はじめ28名)を決めた。
総会で玉川理事長は「国土交通省は、下水道事業は(財源が)大変厳しく、(適切な)料金を取れということを発し、総務省も先月(4月)19日に事務次官通知で、下水道事業は企業会計を導入して料金をきちんと徴収するようにと言っている。しかし、国が一生懸命言っても市町村は全然言うことを聞かない…(中略)。

経済至上主義とか、規制緩和をどんどん進めれば(国の財政は)どんどん良くなると言われて今まできたが、もうそろそろ終わりに近くなりました。行き詰まってきました。それで、私達はこれからどうしていくんだということであります。合理化に伴う転換事業を完全実施していくことは当然であり、転換業務を確保しながら、そろそろ市町村財政のために下水道を止める時期が来たと思っています。(中略)
次に、政治活動でありますが、与党と野党との違いは何かと言うと、やはり下水道を止めるという作業を与党の国会議員と話しをすると、触りはいいんだけれど突っ込みが浅くなる。先日、小沢一郎代表とも会ってきましたけれども、確固たる形づくりをしていきたいと思っています。
今年度、もう一回この体制を継続しながら、転換業務の位置づけ、さらには県下の新規問題、そして「らくらく」の現行体制維持、さらには規制緩和の弊害は、きちんと訴えていきます。」と、理事長挨拶を述べた。
なお、当日総会開会の前に組合は「下水道と財源」と題する新提案資料(全国環境整備事業協同組合連合会・平成18年3月)の発表、説明を行った。

平成18年度 活動方針
  1. 下水道経営の分かり易い情報開示を実現する。
  2. 浄化槽の下水道繋ぎ込みをなくし、浄化槽の活用を実現する。
  3. 下水道計画を見直し、効率のよい生活排水処理を提案する。
  4. 浄化槽汚泥処理システムの新提案を実現する。
  5. 新グランドルールを確立し、合理化事業計画の見直しを行う。
  6. 適正な一般廃棄物処理計画の完全実施。
  7. 入札によらない見積方式による業務契約の締結。
  8. 大会を開催する。
スローガン
  1. 浄化槽(合併)の下水道繋ぎ込みを阻止しよう。
  2. 処理計画に基づく適正業務を完遂しよう。
  3. 新提案を実現しよう。
  4. 浄化槽のシステム的維持管理体制を100%徹底しよう。
  5. 新グランドルールによる合理化事業計画の見直しを完遂しよう。
  6. 大会を成功させよう。
  7. 労働災害ゼロを目指そう。

総会の模様


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